1961-02-14 第38回国会 衆議院 予算委員会 第11号
そこに張勉内閣がアメリカに対する買弁内閣だけでなく、日本に対する買弁内閣であるという意味で反政府的な意見あるいは行動というものが非常に旺盛になっておる。
そこに張勉内閣がアメリカに対する買弁内閣だけでなく、日本に対する買弁内閣であるという意味で反政府的な意見あるいは行動というものが非常に旺盛になっておる。
(拍手) 鳩山総理が、吉田買弁内閣と違い、独立の完成を一番やりたいと率直に述べられました点につきましては、内閣としては初めてのことでもあり、われわれも敬意と同感を表するものでございます。この問題こそ、全国民が、各政党が全力をあげて真剣に今日取り組まなければならない最大の課題であることは言を待たないのであります。
首相一人をとりことしてこれを意のままに駆使すれば足るのであつて、買弁内閣の出現、買弁政治の確立なしと何人も保証することができないのであります。(拍手)かりに、官僚の抬頭は忍ぶべし、側近政治の横行は恕すべしとするも、買弁政治が行われ、恒久的な国家の奴隷化ありとするならば、日本国民ははたして何人がよくこれを忍ぶでありましよう。
反ソ、反共デマの粉砕、吉田買弁内閣の打倒、そうして階級的立場に立つた者以外は絶対排撃するといつた方針でありまして、一般大衆に対するところの文化面、政治面を通じての闘争面であります。しかしわれわれのアクチーヴといつたものに対するところの政治部の将校、もしくは反フアシスト委員長会議、または講習会におけるところの闘争方針は、これよりさらに高度なものであつたのであります。